中国では古くから都市や住居の位置を決めるため、風水による吉凶を取り入れてきました。風水とは気の流れを利用し制御することで生活の役に立つために使われています。日本には奈良、飛鳥時代に伝わったとされています。日本での風水は独自の発展をとげ、陰陽道や家相として時代に組み込まれました。
都市や住居を立てる時、大地からの気の流れを重視しており、龍脈からの気の流れが阻害されてなくその気が貯まりやすい場所に建てると豊かになると言われます。また方位による吉凶を重視し、個人の生年月日の方位と吉凶で判断することもあります。これらを見ることで気の流れが変化し、良い方向に持っていくことが大切になります。占いなどの風水で様々な物を部屋に置くことで気の流れを変化させているのも、このようなことを前提にしているからです。
占いの風水で住宅の玄関は重要な位置を占めており、玄関を変化させるだけで運勢が簡単に変化すると言われます。これは玄関が家の入口であり、気が入ってくる通り道でもあるからです。玄関を綺麗に保つことで気の通り道を綺麗にし通りやすくする、明るい玄関にすることで悪い気を追い払ってくれる、玄関マットを敷いて悪い気をマットに吸い取ってもらい家の中に悪い気を持ち込まないなど様々あります。しかし共通することは綺麗にするということで、綺麗にすることで気の流れをよくするだけでなく、外出時や帰宅時にいい気分でいられることが大きいです。
人の心にも気はあり、心地よい事や不快なこと様々ありますが良い気分でいることで良い気を引き込むことにもつながります。